2007年12月10日月曜日

AQL抜き取り検査の品質管理とP0の違い

 AQL抜き取り検査品質管理とP0は、一見とても似通った検査方法ですが、次のような違いがあります。

大きな違いとしては、

1 P0は個々のロットを対象としているが、AQLは工程平均を対象としている。
2 P0は生産者危険αと組み合わせてOC曲線上の1点を指定するが、AQLを指定すると、ロットの大きさなどによりαは変化する。

AQLも踏まえて適切な品質管理


 例えば、AQLによる抜き取り検査を行う場合、ロットの大きさが5,000でAQL=0.65と設定すると、サンプルの大きさは200、Ac=3、Re=4となり、200個のサンプルを抜取検査した結果、不良個数が3個以下ならそのロットは合格とし、4個以上であれば品質管理に満たないので不合格とすることとなります。このように、一見似通ったような品質管理の方法ですが、その内容については、かなり違ったものがあります。したがって、製品の品質管理をどのように行うのが一番ベストなのか、そういったものをしっかりと踏まえた上で製品の品質管理の手法を選択する必要があります。

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